GPTsがGPT Store(ストア)に公開できない!
GPTsの公開方法を知りたい
せっかくGPTsを作成したのに、全体公開できないのは悲しいですよね。
そこで、今回は、GPTsがGPTストアに公開できないときの対応方法について解説します。
GPTsが公開できない原因は?
GPTsがGPTストアに公開できない時の原因は、以下の2つです。
- Builder profile(ビルダープロフィール)がオフになっている
- OpenAIのポリシーに違反している
Builder profile(ビルダープロフィール)がオフになっている
1つ目のGPTsが公開できない原因は、Builder profile(ビルダープロフィール)がオフになっている場合です。
ビルダープロフィールとは、以下の画像のように作成したGPTsの説明下に表示される「By〇〇〇」を指します。
ビルダープロフィールは以下の2パターンで表示できます。
- 実名の表示・・・ChatGPT Plusの請求先名
- ウェブサイト表示・・・自分のWebサイト(ドメイン)
GPTストアにGPTsを公開するには、事前に実名もしくは自分のWebサイトの設定をONにする必要があります。
ちなみに、名前(Name)とウェブサイト(Website)もオフの状態だと、公開(Everyone)が選択できません。
また、Builder Profile(ビルダープロフィール)で以下の画像のようにメッセージが表示されます。
GPTをすべての人に公開するための完全な検証。
請求書の詳細を追加したり、公開ドメイン名の所有権を確認することで、身元を確認します。
Complete verification to publish GPTs to everyone.
Verify your identity by adding billing details or verifying ownership of a public domain name.
Builder profile(ビルダープロフィール)をONする方法は後述で解説します。
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OpenAIのポリシーに違反している
2つ目のGPTsが公開できない原因は、OpenAIのポリシーに違反している場合です。
OpenAIのポリシー
- Usage policies(利用ポリシー)
- Brand guidelines(GPTブランドガイドライン)
GPTs公開をクリックすると、Your change couldn’t be published(変更が公開されませんでした)と、以下の画像のようにメッセージが表示されます。
以下は上記画像のメッセージ全文です。
Your GPT isn’t ready for public sharing yet. Usually, it’s a quick fix.
Here’s what you can do
Review your info: Check that your description, name, and profile picture meet our brand and usage guidelines.
Share again: Once updated, go ahead and share your GPT.
Concerns? Your feedback is welcome here and helps us improve.
Feel free to use your GPT privately for now by publishing to “only me”.
あなたのGPTは、まだ公開共有の準備ができていません。通常は、すぐに修正できます。
あなたができることは以下の通りです。
あなたの情報を確認してください: 説明文、名前、プロフィール写真がブランドと使用に関するガイドラインに合っているか確認してください。
再度共有する: 更新したら、GPTをシェアしてください。
ご不満ですか?あなたのフィードバックは大歓迎です。
GPTを非公開で使用する場合は、”自分だけ “に公開してください。
以下の項目がOpenAIのポリシーに違反していないか確認して、修正しましょう。
- 説明文
- 名前
- プロフィール写真
OpenAIのポリシーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
GPTsが公開できない時の対応方法
GPTsが公開できない時の2つの対応方法を解説します。
- Builder profile(ビルダープロフィール)がオフの場合
- OpenAIのポリシーに違反している場合
対応法|Builder profile(ビルダープロフィール)がオフの場合
Builder profile(ビルダープロフィール)がオフの場合は、ビルダープロフィールの設定が必要です。
以下の手順でおこないましょう。
- GPTsの保存ボタンをクリックし、公開先の選択画面で編集アイコン をクリック
- 設定>ビルダープロフィール画面の、名前もしくはウェブサイトをオンにする。
- 設定画面の右上×アイコンをクリックして閉じると、公開を選択する。
自分のWebサイトを持っている方は、GPTsのビルダープロフィールからWebサイトを有効に設定する方法は、以下で詳しく解説しています。
まだ、自分のWebサイトがない方は、こちらでGPTsおすすめレンタルサーバーを紹介しています。
あなたのGPTsのファンになると、他のGPTsを利用してもらえるきっかけになりますね。
対応法|OpenAIのポリシーに違反している場合
OpenAIのポリシーに違反している場合は、以下の項目の設定内容を変更しましょう
- アイコン・・・例)商標ロゴや性的な画像などもNG
- 名前・・・例)商標名やすでに公開済みのGPTsの重複している場合もNG
- 説明(Description)・・・例)身体的危害や詐欺的な活動の説明など
- 指示(Instructions)・・・例)スパム的な内容など
OpenAIのポリシーで禁止している事項は以下の通りです。
当てはまる部分は変更して、再度GPTsを公開してみましょう!
Usage policies(利用ポリシー)
- 法的な違反行為
- 児童虐待 児童を搾取したり危害を加えたりする素材またはコンテンツ
- 嫌がらせ、または暴力的なコンテンツの生成
- マルウェアの生成
- 身体的危害のリスクが高い活動(兵器、軍事、自傷行為を促進、奨励、または描写するコンテンツ)
- 経済的損害のリスクが高い活動(ギャンブル、株式トレード、為替トレード、消費者金融)
- 詐欺的または詐欺的な活動(盗作、詐欺、スパム、偽情報)
- アダルト コンテンツ、アダルト産業、出会い系アプリ(性的興奮を煽ることを目的としたコンテンツ、または性的サービスを宣伝するコンテンツ) など
Brand guidelines(GPTブランドガイドライン)
- 商標(名前やロゴ)は許可がない限りは禁止
- 著名人の名前もは許可がない限りは禁止
- Usage policies(利用ポリシー)に触れるGPTの名前や内容
GPTsが公開できない時の対応方法 まとめ
今回は、GPTsがGPTストアに公開できないときの対応方法について解説しました。
GPTsが公開できない時の原因と対応方法をまとめますと、以下の通りです。
- GPTsが公開できない原因は?
- Builder profileがオフ
- OpenAIのポリシーに違反
- GPTsが公開できない時の対応方法は?
- Builder profileをオン
- GPTsの名前やアイコン、説明などを修正する
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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